まぁ、いろいろと立てることができて、森川さんも相変わらずバラエティの法定速度を守らずにバンバン&ガンガン立てまくっていきます。

最初は私がお手本をやってから、次に森川さんがチャレンジする…って感じだったんですが、中には森川さん自ら「これってこの上に立つんじゃないかな？」ってやらはるんですよ。

もう完全にこっち側(バランスの世界の住人)ですよね。

放送時に画面上には森川さんと私の2人しか映りません。
でもね、スタジオには森川さんと私以外にもディレクター、AD、カメラマン、音声、マネージャー…たくさんのスタッフがいます。
作った物は接着剤とかを使わずにバランスのみで立っているんです。

皆さんの振動が伝わるんです。
皆さん息を殺して動いて下さるんです。
皆さんいつもの撮影ができないんです。
皆さんとてもやりづらいんです。

ハウススタジオの中にいる人間が全員慎重に慎重に慎重に声も潜めて(潜める必要はないのですが自然とそうなります笑)空気がピーンと張り詰めているんです。

部屋の移動もあるのでずーっと張り詰めた状況が続くわけではないのですが、そんな状況での撮影が7時間以上続くんです。

エンディングが近づくにつれて私は高校3年間血と汗と涙を流しながらやっていたラグビー部の感覚になっていて、
「もうこのメンバーと過ごす時間もこれで最後なんやぁ」
という感情が溢れてきました。

森川さんやスタッフの方たちと過ごした嬉し楽しい時間が終わる寂しさ。

相変わらずバラエティの法定速度を守らずに何でもパッとしちゃう森川さんの凄さ。

不安だらけだったけど、とりあえずやり切ったという安堵感。

1本の素晴らしい映画を見終わった時のような感覚で、泣かないと決めてたのに自然と涙が溢れてきました。。

今の気持ちを飾らずにそのまま森川さんに伝えました。

森川さんも涙されました。

おそらく、いや絶対に森川さんもプレッシャーがあったはずです。

『ワイルドスピード森川』と呼ばれて何でもすぐにできるのが当たり前になってます。

でもね、想像して下さい。
私は好きで毎日バランスで何かを立てているプロです
森川さんは1年ぶりにバランスアートにチャレンジしている素人です。
そんな方が長い時間集中力を切らさずに全身全霊でチャレンジされるんです。

撮影の合間に少しだけ森川さんのお体を施術したんですが、ご存知の通り森川さんってすごく華奢なんです。

この華奢な体のどこにあれだけのパワーと情熱が入ってるんやろ？ってとても不思議です。

視聴者の方は森川さんが何でもパパパッとチャレンジ成功するシーンを見て、
『センスあるな』
『何でもできるん凄いな』
『持って生まれた才能羨ましいな』
って思われてることでしょう。

でもね、森川さんも生身の人間です。
体力の消耗もあればプレッシャーもあります。

それを微塵も見せずに一生懸命全力でチャレンジする姿を間近で見て感じていると心震えまくりでした。

心の底から
#おつかれ森川
#ありがとうそれって実際どうなの課
と言わせて下さい！

今回も貴重な経験をさせて頂き本当に本当に本当にありがとうございました！

石やグラスを積んでて本当に良かったと思いました😭

5月24日(水)までTVerで無料配信されていますのでよろしければ！
https://tver.jp/episodes/epowu5kwlc