いざテレビ東京へ!
朝の7時半にテレビ東京のスタジオに入りました。
だだっ広いシンプルなスタジオに3本の板が敷かれています。
この上に5円玉を立てていくようです。
司会の中村ゆうじさんも登場。
テレビで見た人や〜って感じ。
お話しててもものすごく柔らかく温かぁ〜いお人柄でした。
まずは個別に意気込みやインタビューを撮影して、何やかんやルール説明がありました。
私には秘策がありました。
リング上では1人の戦いになります。
長い戦いの途中でもし心が弱ってきた時のために5つの言葉をストッパーに書いておきました。
そして、へこたれそうになった時にこの言葉たちに助けてもらおうという作戦です。
できると思えばできる。
できないと思えばできない。
これは、ゆるぎない
絶対的な決別である。
〜ピカソ〜
元気があれば何でもできる!
〜アントニオ猪木〜
私の敵は私です。
ファイト!
〜中島みゆき〜
あきらめたら
そこで試合終了ですよ..?
〜スラムダンク安西監督〜
キングギドラは弱音を吐かん
光線を吐く
〜三代目魚武濱田成夫〜
そして、とうとう決戦の時が来ました!
〜〜〜〜
結果は惨敗。
原口さんと和知さんと同じ土俵にすら上がれないほど完敗でした。
悔しいというか、情けないというか、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
せっかくお声をかけて頂いたのに十分なパフォーマンスを発揮することができませんでした。
完全に実力不足です。
ただ、私としてはとても貴重な経験をさせて頂いたんで、有難い気持ちもいっぱいでした。
あとはスタッフの方等への感謝の気持ちです。
まずはカメラマンさん。
選手1人にカメラマン1人が付いて下さるんですが、私に付いてくれたカメラマンさんがまぁ良い人で良い人で。
重いカメラを持ってずーーーーーーーーーーーっと長い時間レンズを覗いてはるんです。
もちろん途中三脚に乗せたりトイレ休憩はされてましたが、基本私と同じ時間集中して気を張りっぱなしです。
もう私にとってはカメラマンさんは過酷(楽しい?)な時間を共有した戦友なんです。
チャレンジの合間にも2人でいろいろ喋ってました。
池「ここから私逆転したらカッコよくないですか?」
カ「めちゃくちゃカッコいいですよ!池西さんならいけますよ!」
池「わぁ〜、また崩れた…」
カ「大丈夫、大丈夫、まだ時間はありますよ」
カメラマンさんの応援があったからこそ、(完成はしなかったけど)最後まで諦めずにチャレンジすることができました。
撮影が終わってからその事をお伝えするとカメラマンさんは「私も楽しい撮影でした」と言って下さいました。
マジで涙する5秒前でした😭
そして、中村ゆうじさん。
私達選手がやってることは動きの少ない超地味な5円玉を立てる作業です。
野球のように「打った!」「走った!」「取った!」みたいな実況ができないんですよ。
そんな地味な作業を実況するんですよ。
私達選手と同じ時間(12時間近く)喋り続けるんですよ。
これがプロというもんです。
あと、ここではちょっと言えませんが、撮影前に中村さんが言った一言に私はとても感動して、「こんな素敵なおじさんになりたい」と思いました。
人生のお手本になるような本当に素敵な方でした。
そして、ディレクターやプロデューサーの方たち。
私達選手は5円玉を立てていく作業だけをしてましたが、スタッフの皆さんは企画会議、選手の人選、新品の5円玉の確保、スケジュール管理、スタジオの準備及び後片付け、等など……。
どれだけの時間と労力を使ってこの日を迎えさせて頂いたんでしょう。
本当に感謝感謝感謝感謝感謝です🙏
原口さん、和知さん。
長時間のロケお疲れ様でした。
お2人からはたくさんの刺激を頂戴しました。
ありがとうございました。
和知さんの創り上げたこの伝説はいつか破られる時が来るのでしょうか。
っていうか、こんな変態的な企画をまたする時なんてあるのでしょうか笑
家に帰ってから高2の娘に撮影時のことをいろいろ話してたんです。
ほな、彼女がこんなことを言いました。
「凄い番組に出させてもうて、凄い人達と共演したからと言って、自分も凄い人やと勘違いしたらアカンで」
彼女の仰る通りです。
私は自分で凄い人間だなんて思ったことは一度もありません。
たまたまちょっと上手に石を積むことができて、たまたま年齢の割にちょっと顔面が整っててシュッとしてるだけです。
我が子ながらちゃんとわかってるやんと思って嬉しくなりました。
何はともあれ、この度本当に貴重な素敵な経験をさせて頂きありがとうございました!
中村ゆうじさん、原口さん、和知さん。
そして、スタッフの皆さん。
ご縁(5円)があればぜひまたお会いしましょう!
ありがとうございました!!!
私の新しい宝物になりました。
治療院に飾ってます✨
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