リュックの正しい背負い方。

ここ数年リュックをこのような感じで背負ってる人を見ませんか?

わかりますよ。
ファッションです。
若者の流行りです。

『若者』という言葉を使うと一気に自分がジジ臭く(実際初老ですが)なるんであまり使いたくないですが、若者のリュックの背負い方に一言物申します。

それ、体壊しますよ⚠️

誰かをおんぶするとこを想像して下さい。

①おんぶされる人が相手の肩をつかみ腕を伸ばし切った状態で乗る

②おんぶされる人が自分のお腹と相手の背中を密着して、バックハグする状態で乗る

①と②ではどちらの方がおんぶしやすいですか?

おそらく、ほとんどの方が②と答えると思います。

重心は体幹に近ければ近いほど安定します。

①だと体幹から重心がズレるのでおんぶする側に大きな負担がかかります。

一方②だと重心が体幹に近いので安定します。

リュックの背負い方も同様です。

本格的な山登りをする方は10kgとか20kgぐらいの荷物を持つ時もあるようです。

その際背負うリュックはもちろん紐を短めにして、なおかつ腰の部分や胸の部分でも紐で固定します。

そうすることにより、体にかかる負担を減らしています。

「別に山登るわけちゃうし」
「普通に通学してるだけや」
って声も聞こえてきそうですが、
体の凝りや痛みの原因は多くの場合
チリも積もれば
です。

日頃のちょっとした悪いクセやちょっとした負担の積み重ねを減らすことによって、痛みや不調の予防になります。

ファッションも大事ですが、健康も大事です。

それに紐をダラ〜ンと長くして背負っていたら、その恋も実らないかもしれませんよ。

片思い(肩重い)で終わりませんように。

 

関連記事

  1. スマートフォンと肩こり

  2. 顎がコキコキ鳴るのは顎関節に問題

  3. 首の裏側に痛みがあり頚椎狭窄症と診断

  4. 痛い場所と違う場所に原因がある

  5. 日常生活のクセでまた腰痛になる恐れ

  6. 猫背の方の脳は長い間『猫背の体の使い方』

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。