ある写真家がとっても素敵なことをされてました。
使い捨てカメラの写ルンですを鴨川デルタに置いとくんで自由に撮ってくださいとのことなんです。
これね、写ルンですを1月1日の朝6時ぐらい〜2日の朝9時ぐらいまで置いてはるんですよ。
それで盗まれないって日本の治安はいいですね。
っていうか、鴨川デルタを訪れる人達がイイ人達ばかりなのか。
いや、おそらく企画した写真家の気持ちが皆に伝わってるんでしょうね。
こんな感じで無造作に置いてあるんです笑
この企画は去年の夏にもされててXでたまたま知って「めっちゃ素敵なことしはるなぁ」って思ってXでリポストしたんです。
すると、その時にこの企画者である写真家の中村さんが返信を下さって、そして元旦にまた「第2段をするんでぜひ自由に写真を撮って下さい」と直接連絡を頂いたんです。
「自由に撮ってください」と書いた”写ルンです”を鴨川デルタに放置するとどんな写真が撮れるのか|Masayuki Nakamura
人がたくさん集まる場所にカメラを置いておくと面白そう 仕事を辞めた2024年の夏。永遠の夏休み、布団の上でゴロゴロしている時に、ふと面白いことを思いついた。 「自由に写真を撮ってください」とメモをつけたカメラを人がたくさん訪れる場所に置いておくと、どんな写真が撮れるんだろう? 思い立って即行動を開始。とりあえず百均でメモを書くための色紙とカメラを入れる…
https://note.com/annpann002/n/n4c7a9b6f34be
デジタルな世の中になってからは私たちは『早さ』を手に入れました。
しかし、その反面『過程を楽しむ』ことが失われつつあると思います。
今回の企画のポイントである写ルンです。
写ルンですってやっぱりイイですよね。
デジカメやスマホなら写真を撮ったらすぐに見れるし、失敗しても何回でも撮り直せます。
写ルンですは撮ってもどんな写真になってるかすぐにはわかりません。
ピントが合ってるかもわからないし、指が入ってるかもしれないし、被写体がちゃんとフレームに入ってるかもわからない。
ドキドキ&ワクワクしますよね。
(中村さんはそこに『盗まれてないか?』もプラスされるんです笑)
私も今回何十年ぶりかに写ルンですを手に取りました。
これがスマホだったら緊張感があまりないのですが、写ルンですは一発撮りなんで少し緊張しました。
その分しっかりと気持ちを込めてシャッターを押させて頂きました。
中村さんがYouTube内で何回も仰ってた
『存在の記録』
今回年齢も性別も職業も国籍も違ういろんな方々がいろんな写真を撮られてました。
全てが『正解』です。
『エモい』という言葉は使い慣れてないけど、多分こういう時に『エモい』って使うんだなと思いました。
あなたはこの動画を見て何を感じましたか?
あなたなら写ルンですで何を撮りますか?
そもそもあなたなら写ルンですを手に取りますか?
何か感じた方は直接中村さんのSNSにコメントして下さい。
とにかくとっても素敵なお方ですから。
中村さんに撮って頂きました。
モノクロってイイですよね。
子供の時から『何か』カッコいいなぁと思ってました。
今回私自身も中村さんの作品の1ピースになれてとても嬉しかったですし、とても幸せな気持ちになりました。
中村さん、今回の企画に参加された見知らぬ人達。
貴重な経験をありがとうございました。
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