こういう寒い時に多くの方が
履かれるムートンブーツ。
そんなムートンブーツのお話です。
1920年代
オーストラリアで誕生します。
羊毛刈りをする職人たちが羊の毛皮で
足を包み込んでいたのが始まりです。
1930年代
第一次世界大戦で戦闘機のパイロットたちが
上空でも体を温かく保てるようにムートンブーツを履きました。
1960年代
オーストラリア西海岸の都市パースの
サーファーやスイマーたちが
愛用するようになっていきます。
水から上がった彼らの冷えた体を
温めたり熱い砂から足を守ったり、
彼らにとってムートンブーツは
最適なブーツだったようです。
現代
サーファー以外の人も履き始めて
『温かいブーツ』から
『ファッショナブルなブーツ』
に変わっていきました。
ここでムートンブーツの
メリットとデメリット。
*メリット
温かい(履いた瞬間は)。
着脱がしやすい。
それだけです。
*デメリット
歩きにくい。
足を高くあげないのですり足で歩く。
ふくらはぎ&すねが張る。
血流が悪くなるので冷え&むくみが発症。
足の指が丸まるので不安定な土台。
肩こりや腰痛の原因に…。
これらの歴史や説明からもわかるように
元々ムートンブーツは長時間
履く(歩く)ためのものでは
なかったのです。
履いてる方は温かいからという理由で
履かれてると思いますが、
履くことにより冷えの原因を作ってるんです⚠️
一時の暖を選ぶか、
一生のトラブルを選ぶか。
それはあなた次第です。
皆で履けばこわくない!
とか言わないでくださいね。
群れる(蒸れる)とやっかいです。
召集(消臭)の必要がないように
お願いします。
長靴買いたい方も、長く使いたい方も
ご自身の足元のことを考えてみて下さい👣
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