1997年。
私はオーストラリアのメルボルンに住んでいました。
メルボルンには大丸があるんですが、そこに日本の本が3倍ぐらいの値段で売られてるんです。
ある日、何か面白そうな本はないかなと大丸の本屋に行った時のことです。
視線を感じました。
しかし、周りを見回したけど私と視線が合う人はいません。
おかしいなぁと思った瞬間視線の正体がわかりました。
1冊の本です。
視線の正体はたくさん並んでる本のうちの1冊の本で、私は本と目が合ったんです。
本と目が合うなんて経験は人生で初めてでした。
その本のタイトルは
『おまえがこの世に5人いたとしても5人ともこの俺様の女にしてみせる』
~三代目魚武濱田成夫~
さっそくその本を購入して家で読みました。
雷に打たれたように体の芯を突き抜ける衝撃を受けました。
こんなオモロい人間がこの世にいるなんてめちゃくちゃ嬉しくなり心が踊り、絶対にこの人に会ったるねん!と決めました。
それから数年が経ち2000年になった時。
私はホテル日航プリンセス京都のバーでバーテンダーとして働いていました。
ある日、和食のマネージャーから内線で「今から和食のお客さんが3人行くし席取っといて」って連絡がありました。
数分後、和食のマネージャーが3人の男性を連れてバーに来られました。
そこには何と!
三代目魚武濱田成夫さんがいらっしゃったんです!!!
和食のマネージャーに
「あの方って詩人の三代目魚武濱田成夫さんですよね?僕めっちゃファンなんです」
って聞いたんです。
すると、これまたびっくりすることをマネージャーが言ったんです。
「せやで。ファンなん?俺の友達やし紹介したるわ」
な、な、な、な、なんと!
マネージャーのお友達やったんです!!!!
ホテルのバーは芸能人の方はたくさん来られるのですが、私たちホテルマンは握手やサインを求めたりは絶対にしませんし、他のお客様と変わりないサービスをします。
ところがどっこい。
この時の私は舞い上がっていたので周りのお客様のことなんか関係なしに自分がどんなけファンかってことを熱弁しました。
すると、濱田さんは
「ありがとうございます。でも、今何もあげれる物がないんです。だから名刺を頂けますか?」
って仰ったんです。
そして、1週間もしないうちにサイン入りの詩集を持って来て下さったんです!

元々は兵庫県の方なんですが、詩の朗読ライブや他のお仕事でも日本中をあちこち行かれてる方です。
で、京都に来られた時は毎回うちのホテルに滞在して、その度に私にたくさんのプレゼントを持って来て下さってたんです。
それ以降も一緒にご飯に行かせてもらったり、電話で長時間話をして下さったりするようになりました。
そして!
つい先日!!
高野整体院に!!!
三代目魚武濱田成夫さんが遊びに来て下さったんです!!!!!!
元々石が好きな濱田さんは前から私のロックバランシングにとても興味を持って頂いてて、生で積むところを見たいって仰ってたんです。
アーティストとしてのアドバイスもいろいろして下さり、ホンマ刺激的で幸せでハッピーでチャーミングな時間でした。

濱田さん!
ありがとうございました!
今度は一緒にプロレス美術館に行きましょね!
P.S.
昨年出された詩集
誰かと同じで素晴らしいぐらいなら
誰とも
ちがって
素晴らしくないほうが
千倍かっこええやんけ

帯を中島みゆきさんが書かれてます。
みゆきさんが本の帯を書くことは今までなかったそうです。
その辺のエピソードも濱田さん本人からいろいろ聞かせて頂きました。
誰かと同じで素晴らしいぐらいなら
誰とも
ちがって
素晴らしくないほうが
千倍かっこええやんけ
超オススメです。







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